外出を控えている間も月日は進み、あっという間に薄着になる季節がやってきました。夏のファッションに身を包んで少しずつ外出する機会が増えてきた今、ボディの肌状態が気になるという方も多いのではないでしょうか。ボディケアの一環で運動やエクササイズをする、というのももちろん素敵ですが、ボディの美しい印象づくりには、お手入れによってうるおいのあるなめらかな肌に整えることもおすすめです。

花王の調査※によると、時間に余裕があれば「いつもより少し丁寧に自分の顔や体のお手入れをする」ことを考えている人の45%が、丁寧にボディケアをしたいと回答しています。また、丁寧にお手入れをすると「前向きな気分になる」「明るい気分になる」と回答する人が多いこともわかりました(図1)。

この時期は暖かいので、ボディケアも苦にならずに行なえます。夏に向けてボディに磨きをかけたい方に向けて、前向きな気分になれる丁寧なケア方法を花王化粧品美容部がご紹介します。

※2020年5月 花王Web調査 20~50代の有職者女性 n=130

 

 

               図1

夏のボディの肌状態 

夏のファッションは肌の露出部分が多いため、ボディは外的環境の影響を受けやすくなります。汗をかく機会が多いことから、肌がうるおっていると感じがちですが、エアコンの効いた室内で過ごしたり、強い紫外線を浴びる機会が増えたりすることなどで、夏の肌は自分が思うより乾燥しているものです。ボディケアの基本は、顔のお手入れと同じく「保湿」。保湿アイテムを使った積極的なボディケアで、本格的な夏の到来に備えましょう。

 

ボディケアのタイミングとアイテム選び

ケアのタイミングとしては、肌が清潔でやわらかい状態にある入浴後や、朝の着替え時などがよいでしょう。入浴後にゆったりとケアをすれば一日頑張った自分をいたわる気分になれますし、朝の着替え時にケアをすれば、気分よく一日のスタートを切れるはず。

ボディ向けの保湿アイテムには、ボディローション、ボディミルク、ボディクリームなどがあります。塗りながらマッサージをしたい、丁寧にお手入れをしたい、といった時にはボディクリームがおすすめです。また、ボディクリームは一般的に油分を多く含むため、適度なツヤ肌の演出にも効果的。腕や脚、デコルテなど、広く見える部分にツヤがあると、なめらかで美しく見えます。

 

デコルテ(首・肩・胸元) 

 夏のファッションは、首、肩回り、胸元といったデコルテの開きが広いデザインのものが多くなります。デコルテは顔に近い場所にあり、他人に見られることも多いため、この部分の美しさは美人度を高めます。乾燥を防ぎ、なめらかでツヤのある肌に整えましょう。

  ボディクリームを手にとり、右手で、左側の耳の下から肩を通って胸元に向かってなじませます(図2)。力を入れずに、手を肌にやさしく密着させるのがポイントです。反対側は左手を使って同様に行ないます。次に、手のひらを使って胸元の中央から左右の脇の付け根に向かってらせんを描くようになじませます(図3)

 

 

腕  

腕の見える面積が広いのも夏服ならでは。乾燥を防いで、肌をやわらかに整えましょう。

ボディクリームを手にとり、手首から腕の付け根に向かってのばしたら(図4)、手首から腕の付け根に向かって、らせんを描くようになじませます(図5)。反対側の腕も同様に。特に二の腕は日常生活ではあまり使うことがないため、ボディクリームを塗りながら意識を向けるようにしましょう。

  また、意外に見落としやすいのが肘。擦れやすい部位なので、肘にも丁寧にクリームを塗りましょう。

 

 

 脚  

ボディクリームを手にとり、脚の外側と内側を両手で挟むようにして、足首から脚の付け根に向かってなじませます(図6)。次に、同じ動線を、らせんを描くようにしてなじませます(図7)。特に脛(すね)の部分にツヤがあると脚が美しく見えるため、ボディクリームを丁寧に塗ってツヤを与えるのがおすすめです。

 

 

 

 お腹  

 腹部には内臓がありますが、骨でおおわれていないため、お手入れ時はやさしくゆっくり丁寧に、ボディクリームをなじませるようにしましょう。クリームを手にとり、手のひらを上下にくっつけるようにして、脇腹から脇腹までを往復させるようになじませます(図8)。さらに、両手を重ねて、へそを中心に時計回りに円を描きながらクリームをなじませます(図9)。腹部に塗布するときには、椅子などに座るのがおすすめ。腹部に余分な力が入らず、塗りやすくなります。

 

 

 

 

 

 腰・お尻  

 目につきやすい腕や脚に比べ、腰まわりは衣服に覆われていることもありケアを怠りがちです。

腰には、ボディクリームを手にとり、右手で右腰に、左手で左腰に、外側から内側に向かって円を描くように塗布します(図10)。

お尻も同様に、右手で右部分に、左手で左部分にクリームをなじませます。お尻を持ち上げるようなイメージで、両サイドから中心に向かって円を描いてなじませましょう。

 

 

 

 

 

ボディケアを難しく考える必要はありません。大切なのは、自分を慈しむように丁寧にボディに触れながら保湿をすることです。ぜひ、明るい夏を思い浮かべてケアしてみませんか。