京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2021年1月29日~3月31日の期間、「星のや毬ごよみ」を開催します。施設内の水の庭に約30個の手毬のオブジェがやわらかな灯りとともに浮かび上がる、幻想的な空間演出です。手毬には厄払いの意味があり、灯りの色は冬から春へと移ろう季節に合わせて変化します。やわらかな灯りに包まれながら手毬のオブジェを心静かに眺めることで、Withコロナ時代に日々の憂いをはらって明るい気持ちになります。

背景

星のや京都は、2021年1月29日~3月31日の期間、施設内の水の庭で「星のや毬ごよみ」を開催します。約30個の色とりどりの手毬の中に灯りを仕込み、水の庭に設置します。手毬のやわらかな灯りが水に浮かぶ幻想的な風景を眺めて夜の時間を楽しむ空間演出です。
星のや京都のある嵐山は平安の昔から貴族の別荘地として栄えた場所で、渓谷が雪に覆われる冬には水墨画のような静かな美しさを楽しむことができます。冬の星のや京都では、茶の湯の客を温石(おんじゃく)*1でもてなしたという逸話になぞらえ、ぬくもりを感じるおもてなしをしたいと考えました。「星のや毬ごよみ」の手毬のかがり糸のやわらかさ、灯りのあたたかな風合いから、一足早く春が来たような華やぎを感じることができます。
*1 あたためた石を懐に入れて暖をとる方法。懐石料理の名称の由来ともされている

特徴1 手毬で厄払い


左から時計回りに、麻の葉、網目、籠目、十字
左から時計回りに、麻の葉、網目、籠目、十字
手毬は、京都の公家の遊びだった「蹴鞠(けまり)」が形を変えて子供の遊び道具として全国に広まったもので*2、お正月遊びでもあることから新年の季語とされています*3。手毬には魔除けの意味があり、嫁入り道具として手縫いの毬を持たせる風習が残る地域があります*4。手毬の意味合いになぞらえて、Withコロナ時代に日々の憂いをはらって明るい気持ちになってほしいという思いを込め、手毬をモチーフに選びました。
「星のや毬ごよみ」の毬は、関西を拠点に活躍する手毬作家・布(ぬの)仁美氏が手掛けたものです。毬の模様は、厄除けの意味がある「麻の葉」「籠目(かごめ)」「十字」と、福を絡めとるという意味合いから縁起の良い吉祥文様とされる「網目」、希望を表す「星」の5種類です。困難な時代でも気持ちを明るく前向きに過ごしてほしいという思いが込められています。
*2 日本大百科全書
*3 大後美保「季語辞典」東京堂
*4 金沢・クラフト広坂公式サイト

布仁美氏 プロフィール

神戸市に生まれ、育つ。アパレル会社でニットデザイナーを経験後、2000年より毛糸を使った手毬の作品づくりを始める。日本の民芸である手毬をもっと身近に感じられるよう、関西を中心に展覧会や教室を開催している。2016年にはオーダー家具の企画制作会社「Blue Design」からの依頼で制作した「手毬LAMP」が、ニューヨークの「ICFF 2016」で発表された。

特徴2 冬から春へ、灯りの色で暦を刻む


左から1月、3月、2月
左から1月、3月、2月
「星のや毬ごよみ」の灯りの色は、冬から春に季節が進むにつれ変化します。暦を刻むように灯りの色が変わることから、本アクティビティを「星のや毬ごよみ」と名付けました。1月は、このころから木々に緑が添えられることから早(さ)緑(みどり)月(つき)とも呼ばれるため*5、若草色の灯りがともります。梅見月と呼ばれる2月*5は冬の終わりを告げる梅の色である紅梅(こうばい)色、そして桜月である3月*5は桜色の灯りで季節を表現します。
*5 筒井紘一「歳時記百科」淡交社

「星のや毬ごよみ」の楽しみ方

「星のや毬ごよみ」鑑賞中は、鉄瓶で沸かしたほうじ茶で身体を芯からあたためることができます。茶葉を発酵させてつくるほうじ茶は、カフェインが少なく血の巡りをよくするため、身体をリラックスさせながらあたためることができるお茶です*6。古くから、鉄瓶で水を沸かすことで、水の口あたりがまろやかになり鉄分を補うことができると言われています*7。手毬のやわらかな灯りを眺めながらほうじ茶を飲むことで、身も心もあたたまることができます。
*6 石原結實「図解 カラダを温める食べ物」日本文芸社
*7 熊澤大介「釜浅商店の『料理道具』案内」PHP研究所

期間    :2021年1月29日~3月31日
時間    :20:00~翌7:00
*ほうじ茶の提供は20:00~22:00
料金    :無料
含まれるもの:「星のや毬ごよみ」の鑑賞、鉄瓶で沸かしたほうじ茶
開催場所  :星のや京都
対象    :宿泊者限定
備考    :雨天時は開催を中止いたします。
都合により、開催日や開催内容が変更になることがあります。
「星のや毬ごよみ」におけるコロナ対策
・座席を限定し(最大8名)、座席の間隔を離して開催します。
・検温によりお客さまの健康状態を把握します。
発熱等が認められた場合には、参加をお控えいただく場合があります。
・アイテムは適切に消毒したものを使用し、手指消毒用アルコールを用意します。
・スタッフはマスクを着用します。また、健康・衛生管理を徹底します。

【ご参考】冬の星のや京都 「あたたかさ」がテーマの滞在

■冬のあたたかさを五感で味わう春待ちの会席料理

星のや京都のダイニングでは、2020年12月1日~2021年1月31日の期間、「冬の暖を味わい、春の芽吹きを待つ」をテーマにした会席料理を提供します。一面が雪に閉ざされしんとした冬の嵐山に滞在するからこそ、冬ならではのあたたかさを五感で味わい、雪が降りしきる一面の銀世界や迎春の寿ぎ、そして春の芽吹きの情景を楽しむことができる料理です。

■野菜たっぷりの朝鍋朝食で身体を内側からあたためる

星のや京都の朝食は、季節の野菜をたっぷり使った朝鍋です。料理長特製の旨味の強い出汁で、冬に甘さと栄養が増す白菜やかぶらなどの季節の野菜を食べます。旅で疲れた身体を内側からあたためることで、一日の活力を得られます。

■凛とした冬の朝、深呼吸をしながらストレッチ

冬の凛とした空気のなか、星のや京都の「奥の庭」で呼吸法を重視したストレッチ「水辺の深呼吸」を行います。奥の庭は、燻(いぶ)し瓦と白石を砂(さ)紋(もん)に見立てた枯山水の風情の庭です。庭からは、星のや京都の目の前を流れる大堰(おおい)川(がわ)の流れや対岸の小倉山の木々を眺めることができます。奥の庭の開放感とともに深呼吸をしながら四肢を伸ばすことで、血が巡り、身体があたたまります。

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{https://drive.google.com/drive/u/1/folders/1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E}

星のや京都

平安貴族が別邸を構えた京都府・嵐山。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡ると現れる水辺の私邸。京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、五味を自在に表現する日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常の世界を楽しめるリゾートです。
所在地 :〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
電話  :0570-073-066(星のや総合予約)
客室数 :25室・チェックイン:15:00~/チェックアウト:~12:00
料金  :1泊 109,000円~(1室あたり、税・サービス料別、食事別)
アクセス:阪急嵐山駅より徒歩約10分、京都南ICより車で約30分
URL :[https://hoshinoya.com/]{https://hoshinoya.com/}